【2024年版】Web社内報の選び方と比較・おすすめ10選

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テレワーク標準化の流れを受け、Web社内報を導入する企業が増えています。
紙の社内報からWeb社内報への切り替えだけではなく、紙とWeb社内報を併用して運営していきたいという要望も多く、導入を検討する企業の数は今後も伸びていくと予想されています。
SOLANOWAでも、導入を検討する際に寄せられる企業の悩みで多いのが「Web社内報の選び方がわからない」ことです。
Web社内報はSOLANOWAに限らずさまざまなツールやサービスが存在するため、その中からどれが自社に適しているのかを選定することは難しいものです。

そこで今回は、Web社内報の選び方のポイントやおすすめのツールなどまとめました。

    Web社内報とは

    社内の情報共有を円滑にしたり、コミュニケーションを活性化させたり、社内報は企業活動を行うために欠かせないツールです。かつては新聞や冊子といった紙の媒体で社員に配布する形が主流でしたが、Web上で作成・発行し、PCやスマートフォンから閲覧できるようになったものがWeb社内報です。従来の紙の社内報を廃止してWeb社内報に切り替えたい企業や、紙とWeb社内報を併用したい企業など、Web社内報を導入する理由は、企業の規模や目的によりさまざまです。

    Web社内報が注目される背景

    Web社内報を導入する企業が増加している背景には、2020年に直面したコロナパンデミックが大きなトリガーだと言われています。感染拡大によりテレワークが普及し働き方が変化したことで、組織内の意思疎通や部署を横断した情報共有が難しくなり、企業活動における双方向コミュニケーションの重要性が改めて見直されています。
    こうしたコミュニケーションの障壁を取り除くツールとして、注目を集めるようになったのがWeb社内報です。情報発信が一方向となる紙の社内報から、双方向のコミュニケーションを可能にするWeb社内報を新たに導入する企業が増加しています。そしてこのテレワーク浸透により、紙の媒体で配布することが物理的にも困難になり、配信ができるWeb社内報への切り替えや併用を検討する企業が今後も増加する傾向にあると予想されています。
    また、SDGsの観点から企業活動においてペーパーレス化が進んでいることも、Web社内報の需要の高まりとなっている一因です。同時に、DX(デジタルトランスフォーメーション)が推進される社会的な流れを受け、企業におけるIoT化やAIを活用したデータ収集・分析が常態化しつつあります。そのため、閲覧率などを可視化できない紙の社内報より、従業員に「社内報がどのくらい届いているか」をデータで蓄積しPDCAを回すことができるWeb社内報が求められるようになっているのです。以前から紙の社内報を発行している企業の多くは、今まさに「紙のままでいいのか?Web社内報がいいのか?」岐路に立っているのが現状ではないでしょうか。

    Web社内報を導入する6つのメリット

    需要が高まっているWeb社内報ですが、導入することによりどんなメリットがあるのでしょうか。紙の社内報との違いにも触れながら、6つのポイントでまとめてみました。

    1. 情報伝達が速くリアルタイムで発信が可能
      Web社内報のメリットといえば、いつでも更新ができる速報性、スピード感です。紙の場合は発行のサイクルが月間であることがほとんどなので、従業員に届くまで時間がかかってしまいます。Web社内報であれば、作成したコンテンツをその日のうちに発信することができ、情報伝達のタイムラグを解消できます。リモートワークが標準化し、社内の相互コミュニケーション減少が危惧される中で、スピーディーな情報共有や伝達ができることはWeb社内報の持つ大きなメリットの1つです。

    2. 情報のボリュームが制限されず修正や加筆もできる
      Web社内報は誌面のような掲載場所の制限がないため、内容に合わせた情報量を調整しやすい点がメリットです。発信するコンテンツや情報は、そのまま企業のナレッジとして蓄積していくことができ、こうした過去の情報など読みたいものを探す時の検索性にも優れています。また、紙ではできない公開後の情報の修正や更新ができるのも強みです。

    3. 動画や音声など多彩なコンテンツ表現が可能
      リアルタイムの情報配信に強く、動画や音声など多彩なリッチコンテンツで情報を発信することが可能です。最近ではWeb社内報でラジオ社内報を展開する企業も増えています。詳しくは別コラム社内ラジオで「聴く」コミュニケーションへで解説いたしましたので、ご一読してみてください。また、使用するシステムや設計によっては、読者(従業員)がコメントしたり「いいね」などアクションができる機能をWeb社内報に取り入れることで、双方のコミュニケーションを活性化することができます。他にも、アンケートフォームなどを組み込めるWeb社内報を用意しておくと、読者である従業員のニーズがより把握しやすくなります。

    4. アクセス数などデータ数値が取りやすい
      発行して終わりになりがちな紙の社内報と比べて、「いつ・誰が・何の記事を・どのくらい見たか」という閲覧数や効果測定を数値化し把握できるのもWebならではのメリットです。データに基づいてWeb社内報をブラッシュアップし、PDCAを回していくことができます。発信するメッセージが従業員にどれくらい届いているかを把握し分析していくことは、ウィズコロナ時代の企業活動で重要な指標になります。

    5. 配布に関するコスト不要でペーパレス化に対応できる
      印刷コストや配送に関するコストが発生せず、大幅なコストカットが可能になります。社内のペーパーレス化にも対応でき、保管場所も不要で紙の廃棄がなくなるなどSDGsにも寄与することができます。

    6. 閲覧の自由度が高い
      Web社内報はインターネット環境とアクセスできるデバイスツールがあれば、いつでも・どこでも閲覧することができます。リモートワーク標準化が進む現在において、閲覧の自由度の高さはとても大きなメリットだと言えます。近年ではアプリを搭載したWeb社内報サービスが多くリリースされており、紙の社内報にはない閲覧しやすさが好評です。

    Web社内報ツール・サービスの選定ポイントとは?

    Web社内報ツールやサービスにはさまざまなものがあり、それぞれ費用や機能、セキュリティなど内容に違いがあります。その中から自社に適したツールやサービスをしっかりと見極める必要があります。また、Web社内報を導入する目的によって選ぶポイントが変わってくるので、事前に目的を明確化しておくことも重要です。例えば、PCを持たない従業員が多い企業であれば、スマートフォンで閲覧できるようにアプリが搭載されているWeb社内報を選ぶ方が良いでしょう。他にもどんな点に着目すべきか、Web社内報ツール・サービスの選定ポイントを4つ紹介します。

    1. 機能や使いやすさ
      読まれるWeb社内報を発行するためには、読者である従業員にわかりやすく、伝わりやすい記事を発信し続けることが大切です。Web社内報ツール・サービスによって記事作成のUIが異なります。操作がしづらいUIではコンテンツを作成する時間がかかり、運営がうまく行かなくなってしまう可能性があります。編集や加筆・修正がしやすく、直感的に操作ができる使いやすいものを選ぶと良いでしょう。また、Web社内報ツール・サービスにはさまざまな機能があります。例えば、記事作成のテンプレートがあらかじめ用意されていたり、SNSのようにコメントやリアクション機能が付いていたり、自社が求める機能があるかどうかも選定基準になります。そのためには、Web社内報の目的と合わせて、どんな機能を求めるかを明確にしておくことが重要です。

    2. 対応デバイス
      Web社内報ツール・サービスによって、対応デバイスが異なります。スマートフォンやタブレットから閲覧できるようにしたい場合は、通知機能などを搭載できる「アプリ対応」しているかどうかも選定ポイントになります。現在、この情報伝達の速度が格段に変わる「アプリ対応」を求める企業が多く、Web社内報を選ぶ際の決め手にもなっています。対応できないWeb社内報サービスでも、スマホでブラウジングさえできれば閲覧することは可能ですが、アプリならではのプッシュ通知機能がないため情報更新に気づきにくくなるので、告知するための手段を考えておく必要があります。1人1台のパソコンを持たない現場の従業員が多い企業などは特に、どこからでもアクセスできるよう「マルチデバイス対応」でアプリ対応も可能なWeb社内報ツール・サービスを選ぶと良いでしょう。

    3. 費用
      Web社内報ツール・サービスや使用する人数によって費用は大きく異なります。一般的には「初期費用」と「月額費用」が発生するWeb社内報ツール・サービスが多いです。料金形態について一概には言えませんが、初期費用が高額/月額費用が低額なプランや、初期費用が低額/月額費用が高額なプランなど、さまざまです。機能を追加するあまりに月額費用が高額になってしまう場合もあるため、予算と必要な機能をすり合わせながら選定するようにしましょう。ユーザー課金制をとっているサービスがほとんどのため、例えば派遣やアルバイト雇用など多数の従業員を抱える大企業などは、特にユーザー数の増加時も費用が変動することを注意点として捉えておきましょう。

    4. セキュリティ
      Web社内報は実に多くの社内情報を扱います。従業員紹介やナレッジ共有、経営陣のメッセージなど、多くの情報が集約されるWeb社内報そのものが情報資産と言えるでしょう。こうした情報資産を守るためにも、Web社内報ツール・サービスを導入する際はセキュリティ対策が万全が否かを見極めることが重要です。導入したいWeb社内報ツール・サービスが自社のセキュリティに対応しているかどうかも選定ポイントになります。大切な情報資産を守るためにも、セキュリティ対策についてはしっかりと事前にリサーチして、確認しておくようにしましょう。

    Web社内報おすすめ10選

    Web社内報の導入を検討する際におすすめしたいツール・サービス10選をご紹介します。

    1)SOLANOWA

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    SOLANOWAは、全国企業の社員80万人が利用するシェアNo.1のWeb社内報アプリです。コンセプトに「みんなが会社のファンになる」を掲げ、企業のインナーコミュニケーションを活性化させることで、エンゲージメントの高い強固な組織をつくるための原動力になれればと考えています。

    おすすめポイント

    • 経営者が納得する費用対効果
      一人40円という圧倒的な低コストで人数を気にせず気軽にアカウント発行。
      パート・アルバイトからOBOGまでアカウントを配る企業が増えています。 

    • 常に進化し続ける豊富な機能
      開発ベンダーとして18年間お客さまの声をもとに開発してきた豊富な機能。
      これからもニーズや時代の変化に伴い進化し続けることをお約束いたします。

    • 管理者も安心のセキュリティ
      総務省が定める指針に沿った他社の追随を許さない堅牢なセキュリティ設計。
      金融機関をはじめ多数企業の厳密なセキュリティ審査をクリアしてきました。

    2)インナーフォース

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    「インナーフォース」は、Web社内報を活用し、冊子と情報をすみ分けてジャストタイムな社内広報を実現するサービスです。社内広報施策はもちろん、周年事業、VI開発、広告、動画など企業コミュニケーション・ブランディングの多数の実績を生かし、さまざまな角度から課題を分析し、より最適なソリューションを提供いたします。

    おすすめポイント

    • 経験豊富なスタッフによるサポート体制が充実しています
    • 要望に合わせたデザインやUIのカスタマイズなどを相談できます
    • 動画配信を筆頭に双方向のコミュニケーションを活性化するコンテンツを用意しています

    3)ourly

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    「ourly」は、社員のエンゲージメント向上に効果的なWeb社内報ツールです。SNS感覚で気軽にコメントできる機能により、活発な社内コミュニケーションを実現します。記事の作成・編集・閲覧がスムーズに行えるシンプルな画面設計は、誰でも迷わず利用できます。

    おすすめポイント

    • シンプルで使いやすい画面で記事の入稿、管理、分析を直感的に行えます
    • 独自の分析機能で閲覧状況が一目で分かり、記事の改善に役立ちます
    • 月1回の定例ミーティングとレポートでツールの活用を支援します

    4)Story

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    「Story」は、従業員の定着・活躍をサポートするオンライン社内報プラットフォームです。社内からのアクセスに制限した環境のもとで、MVVや事業戦略、チームの方針からプライベートまで、オープンなコミュニケーションを実現します。

    おすすめポイント

    • 豊富なテンプレートでレイアウトに悩むことなく記事作成が可能です
    • 作成した記事にはタグ設定が可能で後から必要な情報を見つけやすい
    • 記事への「いいね」やコメント機能で従業員同士の交流を促進します

    5)社内報アプリ

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    「社内報アプリ」は、実運用を通じてお客様からいただいたご要望を盛り込み、改良を重ねて進化しました。社内報を知り尽くした専門会社だからこそできる厳選したノウハウを詰め込んでいます。

    おすすめポイント

    PCだけではなくさまざまなデバイスから閲覧することが可能です
    Webの知識がなくてもブログやSNSのような感覚で簡単に運用ができます
    汎用性が高い豊富なテンプレートがあるので迷わず記事が作成できます

    6)TSUTAERU

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    「TSUTAERU」は、インナーブランディングに効く従業員エンゲージメントを高めるためのWeb社内報サービスです。最適な情報を最適なタイミングで共有できる機能が使いやすいパッケージになりました。

    おすすめポイント

    • Web社内報に合わせたテンプレートがありデザインに悩まず記事が作成できます
    • 素材があれば60秒までの短い動画を簡単に作成できWeb社内報で配信もできます
    • いいねやコメント機能がありコミュニケーションツールとしても活用できます

    7)TUNAG

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    「TUNAG」は、エンゲージメント経営の実践を通じて会社の成長や成功を支援するサービスです。TUNAGでは、どのような制度が利用されるのかを定量的に把握し、社内制度の改善が実施できます。

    おすすめポイント

    • 導入する組織に合わせてさまざまな社内制度を設計したり運用することができます
    • 約3000種類の社内制度があり400以上の企業に導入されています
    • 組織の状態を把握できるダッシュボードがあり効果測定や改善策の立案にも役立ちます

    8)ザ社内報

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    「ザ社内報」は、社内の「今」を簡単に伝えることができるWeb社内報です。インナーブランディング・社内コミュニケーションの課題を発見・解決することに役立ちます。Webとアプリの両方で社内報を読むことが可能です。

    おすすめポイント

    • 直感的で誰でもカンタンに使えるUIでブログ並みの簡単さで記事作成ができます
    • 独自開発のアクセス分析ツールを使用して記事の反響を確認できます
    • テーマのカスタマイズやオリジナルデザインを相談することができます

    9)WEB社内報 Z

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    「WEB社内報 Z」は、テレワークに適応した社内コミュニケーションを簡単に構築できます。社内報制作に必要なサービス内容の紹介や、悩みを解決するサービスサイトなども揃っています。

    おすすめポイント

    • 操作性の良さを追求した画面やタグ設定などにより記事を簡単に作成できます
    • 検索機能をはじめ読者のことを考えた読みやすいデザインを用意しています
    • 導入する企業に合わせたセキュリティのレベルを選定することができます

    10)OWNEDNEWS

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    「OWNEDNEWS」は、リラックスしながらコミュニケーションを図れるツールです。ユーザーである従業員の参加しやすさに注力しているのもポイントです。

    おすすめポイント

    • パソコンだけではなくスマートフォンからの閲覧・投稿ができます
    • 情報の公開範囲を10段階に設定が可能です
    • 浮遊感のあるデザインを採用し閲覧者にリラクゼーション気分を感じてもらうことができます

    以上、主力の10サービスをご紹介させていただきました。各社の公式HPのURLも記載してありますので、気になるツール・サービスがありましたらぜひお問い合わせください。

    マーケティング部 ディレクター 村上恵美

    筆者:マーケティング部 ディレクター 村上恵美

    音楽配信サイトのプロモーションチームに配属。ECサイト運営をしながら、主にアーティストのキャッチコピーなどライティング業務にも従事。2021年 「"はたらき"から、笑顔を」という会社のビジョンを熱く語る上司に魅了されスカイアークへ入社。マーケティング本部へ配属し、自社プロダクト「SOLANOWA」のシェア拡大、およびメディア「BlueNote™」の認知拡大に向けたコンテンツ強化を中心に、プロモーション業務全般のディレクションを担当。

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