タイトルを制する者は社内報を制す。

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日夜頭を悩ませて作りあげた社内報。
さてPV数は...っとアクセス解析をしてみたら震えてしまった経験ありませんか?

PV(ページビュー数)やCTR(クリック率)といった数字で分析できるのがWeb社内報の便利なところではありますが、言い換えればそれは諸刃の剣でもあるということ。
記事が「読まれていないかも」という不安が「読まれていない」確信に変わるとショックを隠せませんよね。

大丈夫です。それはWeb社内報ではよくあることでもあり、改善できることなんですから!
Web社内報が更新されたことをメルマガやslackなどを積極的に利用して周知する、という方法の話よりすぐに実践すべきことが1つあります。

そう、それは「記事タイトルの見直し」です。

"読みたくなる"というアクションに繋げるために重要なのが、真っ先に目にする「タイトル」なんです。
これはWeb社内報に限った話ではありません。
企業が発行するセールスメールや紙の雑誌でも同じ。
"読みたくなる"記事にするためにタイトルや件名が果たす役割はとても大きいのです。

タイトルを制する者は社内報を制す。

思わず読みたくなるようなタイトル、作れていますか?
少し意識するだけで閲覧数に変化が生まれるはず。
諦めたらそこで試合終了ですから...!

では、どんな点を意識したタイトル作りが効果的なのでしょうか?

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記事の概要を見せる!具体的な数字を入れて印象を高める

実はこの方法、メルマガのタイトルなんかでも普段からよく見かけるものなんです。
例えば
「健康寿命を伸ばすための基本ルール」

「健康寿命を伸ばすための5つの基本ルール」

数字を入れるだけでインパクトが残りませんか?近年はSNSの流行でパッと読める、わかりやすさを求める人が多くなっています。
数字を入れることで話のイメージとゴールを掴みやすくすることは読み手へのハードルを下げる効果があります。

インタビュー記事を例にすると
「○○社長が語る2021年の豊富」

「前年比150%を目指し○○社長が語る2021年の豊富」
タイトルに数字が入るだけでどんな話をしているのかイメージが掴みやすくなりますよね。
社内の声を集めた記事の場合「社員150名のリアル回答」など、インパクトにプラスしてボリューム感も出せるので積極的に取り入れていきたい方法です。

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流行り言葉も使いどころ!キャッチーなワードを使う

目を引くという意味でも効果が高いのが、流行っている言葉など旬なワードを使うこと。
かつて巷に溢れに溢れた「今でしょ!」というワードは記憶に新しいところですね。
ついついクリックしてみたくなる点でも旬なワードはグッと引き寄せるツカみがあります。
他にも、誰でも知っている固有名詞や「法則」「コツ」など"見逃せないお役立ち情報"だと思わせる言葉を使うのも効果的。

社内報でありそうなキャッチーなタイトル例は

  • 時を戻そう...!今だから語れる仕事でのヒヤリハット
    (人気芸人のフレーズを拝借したタイトルで目立たせる)
  • あの○○部長が思わず涙した目標達成秘話
    (社内で人気あるいは有名な役職者の名前で注目させる)
  • 開拓マスターが語る「アポ取りの秘訣」
    (営業成績が芳しいベテランを「マスター」、ノウハウを「秘訣」と表現する)
  • メールが短い人はスケジュール調整が上手い
    (マイナスの意味で使われることも多い「短い」と「上手い」のギャップで目を引く)

などなど、言葉の組み合わせで作るキャッチーなタイトルで記事へと誘導させましょう!

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語尾をちょっと変えてみる。話し言葉が効果的

文章と違いタイトルには文字制限がつきもの。
限られた文字数で作成する場面で多く用いられるのが「体言止め」です。
「営業部のアンケートです」と書くよりも「営業部アンケート」と端的に表現するのがタイトル向きですよね。

このようにタイトルは体言止めが多くなりがちですが、どこか変わり映えしないのも事実。
そんな時は、「口語体(話し言葉)」の文章に変えてしまうのが効果的なんです。
読者に訴えかける「~でいいの?」という疑問系は定番の1つ。
「~だろうか」などの問いかけや呼びかけにして共感を呼び込むパターンも。

他にも、あえて語尾を「~せよ」「~だ」など断定的な言い方で強く主張することでダイレクトに響かせる使い方もおすすめです。
例えば、こんな具合に
「テレワークの悩み回答」

「これっていいの?テレワークのお悩み10選」


「オフィス近辺のおすすめランチスポット紹介」

「ワンコインで満腹★行くべきランチスポットはここだ!」
などなど、端的なタイトルよりもダイレクトに情報が入ってくる印象を受けませんか?
まずは自分で読んでみたい・クリックしてみたいと思えるタイトルづくりを意識してみましょう。

まとめ

ちなみに、人間には第一印象(最初に覚えた・触れた単語)に、大きな影響を受けやすいという特性があります。
これを心理学では「プライマシー効果(初頭効果)」と名付けています。
最初に興味を引くことができれば、「プライマシー効果」で、印象に強く残るというわけです。
タイトルに惹かれて映画を観たくなった、本を読みたくなったなんて経験はまさにこの「プライマシー効果」なんです。

もちろん、タイトルだけ誇張したり記事に誤りがあるなんてことは御法度。
「5つのポイント!」と言いながら4つしか語られていない記事はどんなにタイトルが秀逸でもNGです。
社員が100名なのに「全社員150人に聞きました!入社してよかったこと」という記事はもはや詐称です。

Web社内報の存在と意義を後押しするのがタイトルの役目の1つ。
タイトルばかり気を取られて肝心の記事のクオリティが疎かになる...なんて過ちにはくれぐれもご注意を。
思わずクリックしたくなるような、共感や興味を惹けるタイトルを生み出せたら気持ちがいいですね!

マーケティング部 ディレクター 村上恵美

筆者:マーケティング部 ディレクター 村上恵美

音楽配信サイトのプロモーションチームに配属。ECサイト運営をしながら、主にアーティストのキャッチコピーなどライティング業務にも従事。2021年 「"はたらき"から、笑顔を」という会社のビジョンを熱く語る上司に魅了されスカイアークへ入社。マーケティング本部へ配属し、自社プロダクト「SOLANOWA」のシェア拡大、およびメディア「BlueNote™」の認知拡大に向けたコンテンツ強化を中心に、プロモーション業務全般のディレクションを担当。

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